Today’s Special (2009) / 本日のおすすめ

はい、こんにちは。早くも5月に突入です。
前回に引き続き、料理に関する映画をご紹介します。

あらすじ

サミールはマンハッタンのフレンチレストランでスーシェフ(副料理長)として働き、調理責任者である「シェフ」を目指す日々。しかし、自分より経験値の低い後輩に昇進を阻まれレストランを去る。実家に戻ると、両親に結婚や就職について問いただされる日々。そんな中、父親が突然倒れたために彼が経営していたインドレストランを当面の間サミールが見ることに。レストランの経営状況を確認すると最悪の常態。提供する料理に問題があることは明らかだ。しかし、インド料理を作ったことのないサミールには為す術もない。ある日、インド人シェフと激しく対立してしまい、作り手を失ったサミールは、藁にもすがる思いで、かつてインドで高級ホテルのシェフをしていたというタクシードライバーにコンタクトを取る。

感想

この映画でなんといっても面白いのが、アメリカへの移民一世と二世との価値観のギャップを料理を通して埋めていくところ。突然のアクシデントや色々な人との出会いを通し、新しい人生と幸せの端緒を掴んでいく主人公の様子を描かれています。

また、この映画では、多くのインド系俳優が活躍。意外に日本では知られていないかもしれないのですが、北米ではインド系コメディアンや俳優が人気を博しています。

この映画で私が注目した俳優さんは、クマール・パラーナとナシーラディン・シャー。

以前ご紹介したトム・ハンクス主演の『ターミナル』をご覧になったことがある人は、クマール・パラーナを見て、「あ、『ターミナル』のおじちゃんだ!w」とすぐに気づくはず。言葉は少ないのに、存在が濃いんですよね。この映画でもお得意の皿回しシーンがあるのには笑ってしまいます。

ナシーラディン・シャー演じるアクバルはかつてインドで料理人として働いていたが、現在はマンハッタンのタクシードライバーをしているという一風変わった役。アメリカ映画の中で、ステレオタイプなこてこてのインド人を演じてないのは結構珍しいと思います。それと、彼は声がステキです(声フェチw)。

また、アメリカの大人気ドラマ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』のプリヤ役、アーティ・マンも登場。おなじみのインド訛りがあまりない役なので、彼女に気づかない人も多いかも!?

現在、この映画に使用されたインドレストランは、ネパール料理レストランになっているということ。ニューヨークを訪れた際に是非とも行ってみたいです♪

それでは皆様、楽しいGWを!

Comme un chef (2012) / シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜

お久しぶりです。最近少し忙しくなり、更新が遅れてしまいました! 忙しくてもスピーディーに書けるようにがんばろうっと。

今回ご紹介するのは、フランス映画『シェフ!』。前回のご紹介したアメリカ映画『シェフ』もオススメなのですが、こちらもフランスらしいユーモアで笑顔になれること間違いなしの映画です。

あらすじ

料理人として働くジャッキー(ミカエル・ユーン)は、「最高の料理で客をもてなしたい」という強いこだわりをレストランのオーナーに理解してもらえず、トラブルメーカーとみなされ仕事を解雇される。妊娠している恋人のベアトリス(ラファエル・アゴゲ)はジャッキーとの結婚を望んでおり、彼に定職につくことを迫る。その後ジャッキーが運良く手にできたのはペンキ屋の仕事だった。

一方、三ツ星レストラン『ラガルド』の一流シェフ、アレクサンドル(ジャン・レノ)は春の新作で成功を収めなければ、15年間守り続けてきたレストランの★の数を一つ減らされるという状況にあった。しかし、アイデアの神様はなかなか降りてこない。そんな時に、彼の重要なアシスタントたちがラガルドを抜けることに。更に、アレクサンドルは娘(サロメ・ステヴナン)の論文発表に出席することを忘れていたため、親子関係も悪化し始める。まさに踏んだり蹴ったりの日々を過ごす中、自分がかつて書いたレシピを忠実に再現したスープと出逢う。驚くべきことに、そのスープを作ったのは1人のペンキ屋だった。

感想

格式高いフランス料理の真面目な話かと思いきや、いろいろとぶっとんでいて笑えました。最もおかしなシーンは、ジャッキーとアレクサンドルが敵のレストランに乗り込むシーン。日本からの要人という設定で2人は舞妓とサムライに扮します。『おいおい、逆に目立つよ!』そして、『日本人に見えないよ!』とツッコミどころ満載。舞妓は「うなぎ、天ぷら」とか呟いてて、突然舞いだしたと思ったらとんでもないことをし始めるしw

全体的な感想としては、ジャッキーが思いのままに生きている様子がおもしろく、ちょっと羨ましくもあり。その奔放さは『男はつらいよ』の寅さんに通じるものがあります。しかし、寅さんと違うところは、割とぷらぷらしていても子どもを作っちゃうところw 非嫡出子(結婚をしない親の間に生まれた子ども)が多いことで有名なフランスですが、なるほど、こういう関係もアリなのね!?

ひと癖ある主人公なのに、なんだか憎めなくて応援してしまいましたw 果たして、ジャッキーは自分の才能を活かせる理想の場所を見つけることが出来るのでしょうか!? そして、アレクサンドルの星の数をかけた闘いと娘との関係はいかに!?

Nuovo Cinema Paradiso (1988) / ニュー・シネマ・パラダイス

あらすじ

トト(Salvatore Cascio)は、シチリアの片田舎で母、妹と暮らす映画が大好きな少年。父親は戦争に行っており、家計は火の車だが、牛乳を買うために母親から渡された金を映画のチケットに使ってしまうなど、彼女トトの度を越えた映画好きにいつも手を焼いている。

トトは、映画を観るだけでなく、映写技師のアルフレード(Philippe Noiret)が働く姿を見るため、映写室にも足を運んでいた。映画ばかりで家のことを考えないトトは、母親から映写室へ入ることを禁じられるが、小学校の卒業認定の試験でトトに助けてもらったアルフレードは、彼に映写機の操作を教えることに。ある日、不慮の事故でアルフレードは視力を失ってしまう。街で唯一の映写技師であるアルフレードに代わり、トトがその仕事を始めることになる。

感想

どうして私はこの映画にこんなに心を鷲掴みにされたのだろうか?やはり一番は、アルフレード役のフィリップ・ノワレと、子ども時代のトト役を演じたサルヴァトーレ・カシオのそれぞれの表情の豊かさと、2人のかけ合いが素晴らしいからでしょう。

映像の粗さや雰囲気から、1970年代の映画かと思ったのですが、1988年公開のこの映画。ノスタルジックな雰囲気を出す意図もあったのかもしれないけれど、最新の映像技術やカメラワークにとらわれず、監督が今まで観てきた映画の世界観を土台に製作しているからなのではないかと考えました。最近の映画にはないアナログ感に打ち震えてしまいました。

また、音楽も素晴らしい。この映画を観たことがなくても、音楽は聴いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

映像技術が上がって、都合の悪いところはコンピュータで簡単に切ったり貼ったり加工したりできる時代になりましたが、このくらいアナログで、荒い映像の方が観ている方にとってはわくわくするのかも。前回紹介した『Once (2007) / ONCE ダブリンの街角で』も手作り感満載だったけど傑作だったし(映画のジャンルにもよるか)。

一つひとつのシーンにコメントが出来てしまうのは、この映画が、最近の映画ばかり観ている私には斬新だったから。名作といわれ続けているものを観て、もっと感性を磨かなければならないなあ、と思ったことでした。

 

Once (2007) / ONCE ダブリンの街角で

前回ご紹介した「Begin Again (2013)  / はじまりのうた」で、すっかりジョン・カーニー監督のファンになってしまった私。「はじまりのうた」と同じく、これまた主人公がシンガー・ソングライターである「Once (2007)  / ONCE ダブリンの街角で」を鑑賞しました。

あらすじ

ストリート・ミュージシャンの男(Glen Hansard / グレン・ハンサード)は、ダブリンの街角で歌っているとき、一人の女(Markéta Irglová / マルケタ・イルグロヴァ)から声を掛けられる。

女は、男が本業でフーバー(掃除機)の修理をしていることを知り、壊れた掃除機を修理する約束を取り付ける。翌日、本当に掃除機を持ってきた女に男は当初呆れるが、彼女のライフヒストリーと、彼女がピアノを弾いているということを知り、徐々に関心を持ち始める。

感想

この映画のすごいところは、登場人物が演技ではなく現実に会話をしているように見えるところ。とても素朴な演技のおかげで、ストーリーの良さと歌のメッセージ性が際立っています。

もうひとつ驚きなのは、マルケタ・イルグロヴァがこのとき19歳だということ。この落ち着き、まさか10代だとは思わなんだ。

マルケタ・イルグロヴァは移民の役。「移民」というのは、特にヨーロッパにとっては、複雑な問題であると思います。最初のシーンで、移民の男の子が男のギターケースの金を盗むシーンがあるんですけど、海外に行くと、リアルにあんな子います。私もまさに先日のフランス旅で彼のような言葉の訛りを持った男の子にスられかけましたよ。彼らにとっては、失うものなどなにもないんですよね。女も移民の一人で、思ったような生活ができない。周囲には支えてくれる人もいない。そういう現実をこの監督は隠しません。

ジョン・カーニー監督は、手のうちようがなさそうな困難をストーリーのスパイスにして、「楽しいだけでない人生もストーリーになりうる」っていうメッセージを、製作する映像を通して伝えたいのだと思います。

それと、おなじみの日本語タイトル評ですが、英語タイトルの「Once」に「ダブリンの街角で」というのを付けたのは良いと思います。親友がダブリンに留学していたけど、筆者はダブリンに馴染みがなくどんなところか気になっていたのと(めっちゃ個人的なエピソード)、「街角」という言葉のチョイスが良いから。ストーリーが良くても日本語タイトルが残念だと悲しくなる筆者にとっては、タイトルも好きな要素の一つとなって良かったです。

 

Begin Again (2013) / はじまりのうた

先日、写真屋で「Lost Stars」が流れていて、その後、この曲が頭からなかなか離れません。ということで、今回はLost Starsがストーリーの核となっている映画『Begin Again(はじまりのうた)』を紹介します。

はじまりのうた-オリジナル・サウンドトラック

あらすじ

グレタ(Keira Knightley)は、恋人であり作曲のパートナーでもあるデイブ(Adam Levine)の曲が映画に採用されたことをきっかけに、彼とともにニューヨークに引っ越して来る。しかし、ツアー中、デイブは契約した大手レーベルの社員と浮気をする。

デイブのもとを去ったグレタは、音楽繋がりの長年の友人スティーブ(James Corden)を頼ることに。スティーブの出演するライブで、彼に無理やりステージに上げられたグレタは、自分の曲を歌い始める。誰からも見向きもされないグレタの音楽を、一人のみすぼらしい姿をした男が見つめていた。彼の名はダン(Mark Ruffalo)。彼は、自らが立ち上げた大手レーベルを解雇され、家族にも嫌われ、人生のどん底にいた。ダンは誰からも相手にされない彼女の音楽にダイヤの原石を見出す。

感想

Maroon5(アメリカの人気バンド)のアダム・レヴィーンが出ていることで、「商業的なにおいがする」と考えている人もいるんじゃないでしょうか。しかし、彼の役は主人公2人の曲の作り方と対比する形で非常に重要な役です。何かを製作することを生業にする人にとって、大いに共感できるストーリーになっているのではないでしょうか。

主人公2人の演技がナチュラルで秀逸。なぜあんな表情が作れるのでしょうか。彼らの演技に心揺さぶられます。

グレタの友人役のジェームズ・コーデンは、実際ではこんな愉快な人です。

歌唱力ありすぎる…恐るべきジェームズさん。

舞台であるニューヨークの汚さがあのまんまなところもすごく良いですね。現地のにおいがしてきそうな映像作り。本物を追い求める主人公2人の性格と合っています。

「この映画に出会えて良かった」、としみじみ思えた作品でした。

公式サイト(日本語) http://hajimarinouta.com/

ブロトピ:映画ブログの更新をブロトピしましょう!

 

Love & Other Drugs (2010) / ラブ & ドラッグ

あらすじ

ジェイミー(Jake Gyllenhaal)は電器店で働いていたが、女癖の悪さから解雇される。その後、大手製薬会社のファイザーで営業として働き始めたジェイミーは、若年性パーキンソン病を患うマギー(Anne Hathaway)と出会う。体だけの関係を求めるマギーだったが、ジェイミーは段々と彼女に惹かれていく。

感想

ジェイク・ジレンホール、チャラい男が板についてます。だからこそ、切ないストーリーが際立っています。セックスだけの関係だからこそ、心を許せると思ったマギーの計算は狂い、彼女の本当の性格にジェイミーは段々と惹かれていきます。

私の好きなオーストラリアのドラマ『プリーズ・ライク・ミー』で、マイノリティに擦り寄る癖みたいなことをなんとかコンプレックス(どうしても思い出せない!)と呼んでいたけど、ジェイミーもこれかも。多くの日本人は不幸な人から去ったり距離を置こうとする人が多いような気がする。私も海外に住んでいたときに、自分のコンプレックスを初めて吐露できて、だけど多くの人が側にいてくれて、初めて一人じゃないんだって思えたし、人の温かさを感じた。宗教的なものが関係しているのかなぁ。

アン・ハサウェイも、ジェイク・ジレンホールも、目がぎょろっとして、存在感が大きい。この2人、「主役」のオーラがすごい出てる。あと、ジェイミーの兄弟役のジョシュ・ギャッド(Josh Gad)、病院の事務員役のジュディ・グリア(Judy Greer)も脇役としていい味出してる。ジュディ・グリアは脇役としての地位を確立していると思う。

「相手の人生にも責任を持つことってどういうことなんだろう?」という疑問に対し、少しヒントを与えてくれた映画でした。

公式サイト(日本語)
http://video.foxjapan.com/movies/love-drugs/index.html

Chef (2014) / シェフ 三ツ星フードトラック始めました

 

シェフ 三ツ星フードトラック始めました [SPE BEST] [DVD]

あらすじ

主人公のカールは、人とのコミュニケーションは苦手だが、料理を作らせたらピカイチの男。ある日、有名な料理評論家がカールの働くレストランに来ることになった。カールは自分のセンスを活かした創作料理を提供したかったが、レストランのオーナーは定番の料理を作るよう強要する。その後、評論家から、つまらない料理だったなどとインターネット上でこき下ろされる羽目に。オーナーのやり方が合わないと感じたカールはレストランを退職することを決意。そして、キューバサンドイッチを提供するフードトラックを始める。

感想

何度も観たこの映画。気に入っている点は色々あるのですが、この映画で一番好きな点はソフィア・ベルガラが登場していることかも(笑)彼女を見ると陽気な気分になれるんです。ドラマ「モダン・ファミリー」でも彼女の存在感は大きい。なんといってもあのスパニッシュ訛り!この映画ではモダン・ファミリーのようなちょっとネジの飛んだ若妻ではなく、キャリアウーマンで主人公カールの元嫁役。

ストーリーも、先日紹介した『ジュリー&ジュリア』のようにキュッとまとまっていて、非常に観やすい。それぞれの役のキャラも立っていておもしろい。

どんな形であれ、自分の作るおいしい料理で人を喜ばすことが自分の使命だと考えているカールの生き方は素敵。ポジティブな気持ちにさせてくれるこの映画を是非観てみてください。

 

 

Her (2013) / her/世界でひとつの彼女

あらすじ

セオドア(Joaquin Phoenix)は妻(Rooney Mara)と別居をしているが、離婚届にサインをすることに踏み切れずにいる。ある日、セオドアは世界初の人工知能を備えたOSを手に入れる。OSは自らを「サマンサ」と名付ける。

感想

主人公とOSのサマンサが親しくなればなるほど、欲求不満な感覚に陥りました。思い出すだけで鬱になる・・・。本当に好きになった人を抱きしめることができないなんて辛すぎますよ。

自分の心を本当に理解し孤独を癒やしてくれるなら、機械であろうと恋に落ちることが可能だ、ということを示唆している映画。だけど、私は恋に落ちたその先が悲劇だと考えるので、やはりOSとの恋は遠慮いたします。

Official website(英語) http://www.herthemovie.com/#/home
Official website(日本語) http://her.asmik-ace.co.jp/

 

Julie & Julia (2009) / ジュリー&ジュリア

ジュリー&ジュリア (字幕版)

あらすじ

ジュリー(Amy Adams)とその夫エリック(Chris Messina)は、ニューヨークに越してきたばかりの新婚カップル。ジュリーが新天地で得た仕事は、9.11同時多発テロに関する一般の人々からの相談窓口、苦情処理。やりがいはあるも、感情移入しやすいジュリーはストレスを溜めてしまう。大学時代の友人との同窓会で、バリバリのキャリアウーマンになった友人たちと自分との違いを思い知る。生きがいとなるものを探したいと考えたジュリーは、料理研究家ジュリア・チャイルド(Meryl Streep)のレシピ本の料理を再現し、ブログに投稿し始める。

感想

ジュリーとジュリアはともに感情表現が豊かで、とってもキュートです。自然でコミカルな彼女たちの表情、言動がおもしろい。キャストも素晴らしいですが、内容も、矛盾のない安定したストーリーラインで安心しながら観ることができました。愛情たっぷりの料理を作るジュリアと、ジュリアの料理への愛を感じながら料理を作るジュリーの素敵な物語です。

 

The Lunchbox (2013) / めぐり逢わせのお弁当

あらすじ

イラ(Nimrat Kaur)は主人のために、毎日愛情たっぷりのお弁当を作り、「ダッバーワーラー」と呼ばれる弁当配達人に託している。ある日、そのお弁当が間違って退職間近のサージャン(Irrfan Khan)のデスクに届いてしまった。

感想

主人公のインファン・カーンは、非常に深みのある演技をする役者さんだと思います。『スラムドッグ$ミリオネア』では、主人公を拷問にかける警察役を演じました。この映画では、その役とは打って変わって、枯れかけた中年役を演じています。作品によって、色々な顔を持っていそう。他の作品も観てみたいです。

また、もうひとりの主人公、ニムラト・カウルは、演技はさることながら、優しく語りかけるような声が魅力です。インドの女優さんの声といえば、『マダム・イン・ニューヨーク』の主人公、シュリデヴィや、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントの声も素敵。インドではキャスティングの際、演技力だけではなく、声を重視しているのかも。

主人公の後輩(Nawazuddin Siddiqui)も良い味出してます。暗い過去を持っているんだけど、根が明るくて、悲しいシーンもクスッと笑えるようなキャラクター。こういう演技がサラッと出来るのは素晴らしいですね。

また、今まで数々の日本語タイトルのセンスのなさに筆者は悲しんできたわけですが、このタイトルは良いと思います。「『お弁当』が誰と誰を『めぐり逢わせる』の?」、「そもそも外国のお弁当ってどんな感じだろう」と、心惹かれました。

テレビによって、日本人の殆どがインドに対してちょっとネガティブなステレオタイプを持ちがちだと思います(NY出身のインド系アメリカ人、コメディアンで俳優のアジズ・アンザリも時々自嘲気味にこのエピソードを引用する。グローバルにインド人に対する共通認識・固定観念があるのかもしれない)。この映画は、その認識を覆し、我々とインド人との距離を縮めてくれるような作品だと言えるでしょう。

オフィシャルサイト(英語)
http://sonyclassics.com/thelunchbox/home/

オフィシャルサイト(日本語)
http://lunchbox-movie.jp/